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このはな隊に参加した感想(だんちょうからのメッセージ)

皆様、初めまして!! 
このはな隊初参加の「だんちょう」こと樋口卓也です。

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今回が初めてのこのはな隊でしたが・・・とても楽しく充実した3日間でした。

被災地の「復興」には笑顔が、特に子ども達の笑顔が必要不可欠だと
実感することができました。


【紙芝居は「読み聞かせる」ものではない!?子ども達は楽しむ天才だ!】

私の経験上、紙芝居はほとんど一方的に「読み聞かせ」られるものだという
印象があったのですが、その認識は間違いだったと気付かされました。

このはな草子で行われていたのは、
紙芝居を通じた、久美おねえさんと子ども達、
そして子ども達同士の「コミュニケーション」でした!

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子ども達は紙芝居の展開に応じて、本当に素直で純粋な反応を示します。

その反応を久美おねえさんがしっかりと受け止めて返してあげることで、
子ども達は更に想像力を働かせて徐々にボルテージが上がって行き、
コミュニケーションは大盛り上がり!

さすがは無限大の可能性を秘めた子ども達、予想不能の行動に出ることも・・・(笑)!

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特にオリジナル紙芝居「おとのめ」では
子ども達自身が紙芝居の世界に入り込み、ピアノや魔法の楽器の音に合わせて
自由にのびのびと身体を動かすので、それぞれの個性が際立ちます!

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反応は本当にひとりひとり違うもので、
周りの子の真似をする子もいれば、
周りの子の動きを参考にしてまた少し違ったことをする子もいるなど、

子ども達の間でも様々な化学反応が生まれているようでした!

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子ども達のいきいきとした表情が忘れられません・・・。

子ども達は、楽しむ天才です。
気がつけば、見ているこちらまで笑顔になっていました。

素直な反応、好奇心、澄み切った笑顔、純粋に楽しむ姿、豊かな想像力・・・。

子ども達に失ってもらいたくないもの、
その全てを見ることができたような気がしました。

【エールを贈らせて頂きました!】

微力ながら、私だからこそできることを・・・と思い、
時間の許す範囲での披露ではありますが、ご要望下さったいくつかの幼稚園では
エールを贈らせて頂きました。

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思いの外、保育士の皆様には非常に喜んで頂けたので、
このような形でも役に立つことができて嬉しく思います。

子ども達にとっては間違いなく生涯で初めての経験でしょう・・・
言葉を失っていました、色んな意味で(笑)。

しかし、想いは伝わったと信じています。

そして最後は「がんばろう日本!」の文字が入った特製応援グッズを贈呈し、
みんなと一緒に記念撮影を行いました!

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【子ども達に日本の未来を想う。】

津波は子ども達から、大切な人の命や、希望や想い出までも奪ってしまいました。

このはな隊にできることは、
新しく子ども達の胸に、希望や想い出を残してあげることだと感じました。

それは子ども達が強く生きて行く糧になり、いつか被災地の復興へと繋がります。

別れ際に「また来てね」と言いながら元気よく手を振って、
逆に私達に生きる喜びや勇気を与えてくれた、子ども達の笑顔が
それを確信させてくれました。

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子ども達は強い。

子ども達から学んだことや、与えてもらったものが沢山あります。

子ども達に対して何かを「施す」のではなく、
あの悲しい震災をみんなで乗り越えるため、互いに手を取り合っていくことが、
これから共にこの日本で生きて行く存在として大切なことではないでしょうか。

そんな想いに至る、愛に溢れた忘れられない3日間でした。

樋口 卓也

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