3/11 植田保育園
2014.03.25
続きましては、もう1人の学生さん
あべちゃん(安部剛くん)に、植田保育園をご紹介頂きましょう!
でで〜ん、と貫禄あるお姿。
これまたしっかりと衣裳まで持参してくれて(ありがとう)
人形劇も出来ちゃう(!)あべちゃんです。
さて、ここ植田保育園も。
東田保育園同様、外部からの訪問客がこれまでいなかったそうです。
311の震災時は津波に見舞われたそうですが、大人の皆さんが腰まで水に浸る中
懸命に、避難所まで園児達を抱いて連れて行かれたとか。
改めて、節目の時にお邪魔させて頂いたことを
しっかりと噛み締めての訪問となりました。
・・・でも、私達は「このはな草子」のこのはな隊。
紙芝居上演自体は、とにかく元気!!!
ですから、もう、入りの段階からテンション高いスタート(いつも通り)。
上演すると、もう、すっかりこのはな草子ワールド。
東田保育園同様、笑顔とパワ―がホール中にみなぎりました。
最後は質問コーナーもあり!?
では、詳細レポートを"あべちゃん"こと安部くん、お願いします!
(トップ頁からご覧の方は続きを読む、を押して下さいね)
・・・は〜い!!!はじめまして、安部(あべちゃん)です!
当日の楽しさが皆さんにも伝わりますよう願いながら、レポートします!
(子どもたちの魅力は100倍増しのイメージで読んで下さいね!!)
さてさて、植田保育園へは少し遅れての到着(理由は後ほど...)。
急いで準備です!
「みんなで200秒数えて待っててね!」と、くみおねえさん。
・・・あ、3分で準備しろってことですね。
「10、11、12、、、」
子どもたちの大声カウントに追い立てられながらなんとか準備完了!
くみおねえさんの声が響きます。
「さあ〜、紙芝居のはじまりはじまり〜!!!」
1本目の紙しばいは『こねこのしろちゃん』です。
当日演じた3本の中では1番落ち着いた作品。
一瞬で、子どもたちは物語の世界に集中します。
もう子どもたちの目に僕たちの姿は入りません。
視線は全て紙しばいに...
続いて2本目の作品『みんなでぽん』では
子どもたちも、
声を出して、手を叩いて参加します。
この辺りから子どもたちが
「あの四角いのは豆腐だよね?」
「とんがってるから三角だ!」と僕たちに話しかけ始めます。
3本目は『おとのめ』。
子どもたちが主役になる作品です。
魔法使いが鳴らす、魔法の楽器で子どもたちは色々な動物に大変身!
女の子はうさぎ、男の子はライオンが多かったかな?
あ、今回初参加の"たぬき"こと水野さんはうさぎに囲まれています。
(この写真には写らなかったのですが、このあと↑すぐ水野さんは囲まれる事に・・・)
良いなあ、こっちはライオンの大群に襲われてるのに。
実は『おとのめ』の魔法の秘密をここでひとつ。
この魔法は、なんと・・・大人にもかかるんです。
事実、当日、最も野性を感じさせてくれたのは園の先生方だったような...
更に今回の訪問は7人でしたが、昔は3人や2人でお伺いしたこともあったそう。
ライオン数十頭 VS 人間2人(先生方は熊になっているので含まれません)だなんて...
想像しただけで恐ろしいですね...(笑)
・・・っと、そうこうしているうちに、楽しい時間はあっという間に過ぎ。
ドキドキするような?内容を含めた質問コーナーがあって
東田保育園に続き、ここでもメダルをサプライズで頂き!
みんなで仲良く集合写真を撮って
気づけば、もうおひらきの時間です。
お部屋に帰る子どもたちとハイタッチとハグをしてお別れになります。
子ども1人1人と(一瞬ではあっても)直に接することの出来る
このハイタッチ&ハグの時間は、今回の活動の中で僕が最も好きな時間であり、
別れの直前の、最も寂しい時間でした。
実は植田保育園への訪問が遅れたのも、
直前にお伺いした保育園でたーくさんハイタッチ&ハグをしていたからなのです。
福島入りの前日、朝8時に目覚ましをかけて、
結局朝4時半には目が覚めてしまうくらい楽しみにしていた今回の訪問。
期待以上の、楽しさと感動に溢れた経験となりました。
僕自身は、ただただ子どもたちと一緒に遊ぶことしか出来なかったけれど、
「また来てね!」と子どもたち。
「また来たい!」と、心から思えた二日間でした!!
【成瀬より】
安部くんは静かに周りを見ながら、何をしたらいいか考えて
動ける、優しいしっかり者。本当に子供が大好きなんだな!というのが伝わりました。
彼も綺麗な心を持っていて、率先的にお手伝いもしてくれて、頼もしかったです。
ありがとうございました!
また、今回は。
やはり外部からの訪問がなかったから、ということもあるかもしれないし
元々保育園の皆さんがとっても素直だからかもしれないけれど
この日はハグをする率が非常に高かったです。
(いつもはハイタッチで終わる事も)
その分子どもたちのぬくもりが伝わってきて、私達も嬉しくて、
思わず強く抱きしめてしまいました。
出会いに感謝です。
「また、会おうね!」
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